松本拓也 TAKUYA MATHUMOTO

ホットメルトの製造で大切なのは
温度×時間×材料のバランス

ホットメルトの製造と成型を担当しています。製造は材料をタンクに投入し溶かして製品を作る工程、成型は出来上がった製品を水槽に流して固める工程です。私はこの2つの工程を担当しており、日によってどちらかの作業を担当しております。
材料を分量通りに入れて、決まった温度で決まった時間をかけて混ぜれば製品は仕上がります。しかし、夏と冬では若干温度が違うので、調整が必要です。また、手順通りに作っても、温度が上がりすぎたり下がりすぎたりといったズレが生じることもあります。
機械や材料のロットによってもブレが生じる為、製品の状況を見ながら修正を行っています。ホットメルト製品の製造は、温度と時間と材料のバランスが大切で、設備に対しても負荷がかからないようにすることを心掛けて仕事に取り組んでいます。
26歳の時にキャリア入社し、1年間は検品を担当。そこで製品の見分け方を身につけてから、製造ラインを担当するようになりました。新製品や複雑な工程の仕事を任せられた時は、難しいけれど、やりがいを感じます。

季節やその日の気温を感知し機械の微妙なブレを調整する

できる仕事は全部終わらせて
後のチームに引き継ぐ

ホットメルト製造部は1日3交替制で、シフトを組み24時間生産を続けています。仕事を引き継ぐ時に心掛けているのは、できる仕事は全部終わらせて引き継ぐことです。後のチームにできるだけ迷惑を掛けないようにするためです。また、機械や材料のことで気付いたことがあれば、どんな小さなことでも伝えるようにしています。15分間のミーティングできちんと引き継ぐことが、スムーズな製造の流れにつながります。
メンバーは皆仲がよく、職場は和気あいあいとした雰囲気があります。年齢の近いメンバーも多いので、休憩時間は家族の話や趣味の話などをして過ごしています。上司や先輩は気さくで話しやすく、ある程度自分の力量で仕事ができるところが気に入っています。

年齢の近い仲間がいる職場は活気があふれていて楽しい

1日の流れ

  • on
  • on
  • off
  • off
タイムテーブル
出社

メールのチェックをします。

ラジオ体操

現場の控室で引き継ぎのミーティングを行います。その後製品を入れるための折りたたみコンテナを用意。

自分が担当する作業場所へ行き、前の担当者から引き継ぎます。

作業開始

製造または成型工程を担当。

作業の合間に昼食
製造または成型工程を担当
後の担当者に引き継ぎます
その日の作業を終了。
松本拓也さん
  • mytool
  • ツール
  • 材料の袋を切るために使うカッター。すぐに取り出せるように普段は工具ベルトのケースに収納。

タイムテーブル
5歳と2歳の子どもに
起こされて起床
家族そろって朝ごはんを食べます。
子どもたちと公園で遊びます。
昼ごはん
家族で近所のスーパーへ
買い物に出かけます。
晩ごはん
子どもたちとお風呂に入ります。
松本拓也さん
  • Snapshot
  • スナップ
  • スナップ
  • 休日は家族と過ごす時間を大切にしています

次のステージを考えて
新しいことにチャレンジ

今後の目標は、現場のことは何でもできるようになることです。最近、作業負荷軽減として新設備が導入されたので、今はそれを使えるようになるのが目標です。
赤穂工場はマザー工場としての役割を担っているので、海外のメンバーが研修に来ることもあります。最近では天津にある工場のメンバーと一緒に作業をしながら、仕事に必要なことを伝えました。海外のメンバーと交流を深める事で、視野が広がった気がします。
将来は自分が持っている知識やスキルを後輩へ伝えていけるようになりたいと思います。

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